webマーケターになる

【面接官解説】webマーケティング職は未経験では厳しいは本当か?

webマーケターに未経験からなるのは厳しい??

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“未経験可の求人をよく見るけど、今からwebマーケティング業界に入れる可能性はあるの?”

“未経験からwebマーケティング業界に入っても仕事をするのは難しい?”

結論から申し上げれば、完全未経験でwebマーケティング業界に入ることは年々厳しくなっています。

しかし、

「webマーケティングって年収が高かったり将来性があるように聞くけどそのような業界にキャリアチェンジしたい!」

という方に全くチャンスがないわけでもありません。

今回は、マーケター歴9年目であり、メーカーのマーケティング部の面接官もしている私が、

  • 未経験からwebマーケティング業界に入ることが厳しくなっている理由
  • 今から未経験でwebマーケターを目指しても遅くはない理由
  • 今から未経験でwebマーケティング業界に入る2つの方法

について解説いたします。

 

この記事を書いた私は…

webマーケター
愛甲太樹
webマーケター
愛甲太樹
理学療法士から独学でwebマーケターに(2015年~)。
ちなみに2014年まではWordに文字を打つことしかできませんでした。
現在、事業会社でwebマーケターとして活動する傍ら合同会社webコンサルタントの代表として企業のwebマーケティング・コンサルティングを請けています。

webマーケティング職は未経験では厳しいは本当か?

悩むwebマーケターを目指す男性

未経験で入ってもその後、苦労する…という以前に年々、完全未経験の状態で入ること自体が厳しくなっていることは事実です。

その理由は以下の通り。

歴の浅い経験者/スクール卒業生が増えている

webマーケティングの経験がある人材を探す方が難しい…というのはこれまでの話。

新卒者や営業職経験者などマーケティング要素を含んだ職種の経験者を、マーケターとして雇い入れて完全未経験から育成することが当たり前という時代もありました。

しかし、昨今は

  • 歴は浅いがwebマーケティングに触れたことがある
  • 実践経験は乏しいがwebマーケティングスクールで数か月学んだ

といった“完全未経験”とは言えない人材を確保するのは、そう難しくありません。

もちろん、採用する企業側からすれば完全未経験者をポテンシャル枠で採用するよりも、webマーケティングに少しでも触れたことのある人材を採用できるのであれば、そうしたいところです。

なので、これまではチャンスのあった完全未経験者の採用枠が少なくなっていることが、webマーケティング業界に未経験で入ることが難しくなっている理由の1つです。

また、この理由が最大の理由でもあります。

入った後の教育コストを懸念されやすい

webマーケティングに限らず、未経験人材の入社は企業の教育コストは大きくなります。

これまでwebマーケティング経験者を採用することが難しかった時代では“教育コストもある程度かかるのはしょうがない”と覚悟を決めて採用してきました。

しかし、経験は浅くてもスクールや前職で、ある程度教育されている人材が採用できるのであれば、企業は教育コストを圧縮できると考えます。

webマーケティング業界は現在、

  • 未経験/歴浅人材に教育ができるほどの人材が少ない
  • 業界自体が成長期であり多忙、現場に余裕がない

という背景もあって尚更、今後は完全未経験者にとっては入ることが自体が厳しくなります。

早期離職のリスクを懸念されやすい

未経験人材は、入社後に業界へのギャップを感じやすく、早期離職のリスクが大きいということは採用する企業側は百も承知。

例えば…

webマーケティング業界では、独特の専門用語が多く、ここで挫折する未経験者は非常に多いです。

  • CPO
  • CPC
  • CVR
  • CPM

…など、誇張でもなく日常会話で頻出する単語になります。

「限界CPOを算出して、一旦はそれを目標のCPOにして、CPC調整してね!」

というような感じです。

数か月もすれば理解はもちろん、聞き慣れるのですが、やはり未経験者からすれば難しく感じるようで、

「自分にはやっぱり難しい…」

「向いていない。」

といって業界をすぐに去ったという話はよく聞きました。

webマーケティング業界に限らず、未経験人材は経験者に比較して、高待遇でなく採用できるメリットはある一方、このようなデメリットもあることから厳しいといわれています。

なぜそれでも“未経験/スキル不問”求人があるのか?

未経験求人に応募

それでも“未経験歓迎/スキル不問”の求人があるのは間口を広げるためです。

もちろん完全未経験者が採用される可能性はゼロではありません。

採用は、経験や実績だけでなく人物像も含めてきめることになるので。

しかし、採用される確率は、かなり低くなっていることは認識してください。

採用する側からすると“ポテンシャルはあれども完全未経験者”よりは、経験者やそれに近いスクール卒業生が応募してきたら、まずはそちらの人物を優先して選考を進めるのは事実です。

仮に完全未経験で書類選考に通過しても、後から経験者が応募してきた場合、完全未経験者はどんなにポテンシャルがあっても不利になります。

なので、

“未経験歓迎/スキル不問の求人=未経験者を探している”

というわけではない、ということはお間違いないように。

今から未経験からwebマーケティング業界を目指しても遅くはない

webマーケターを目指すための勉強

それでは、今からwebマーケターを目指すのは、もう遅いのか?といわれると答えは“NO”。

また、完全未経験者の採用は厳しくなっているにも関わらず“人手不足”といわれている不思議な業界がwebマーケティング業界でもあるのです。

ここからは、

  • 今からwebマーケティング業界を目指しても遅くない理由
  • 未経験者の採用は減っても“人手不足”といわれる理由

について解説していきます。

需要は増える一方

媒体ごとの広告費推移

出典:メディアレーダー(電通調査まとめ)

2019年以降、日本のインターネット広告費用はテレビ広告を上回り、更にその差は拡大。

企業が、広告をインターネットにシフトしていることが顕著に表れています。

インターネット広告費用の推移は、webマーケティング業界自体の成長と捉えて差し支えないので、この推移をみればwebマーケティング業界の成長は見て取れるでしょう。

5年で約2倍の成長を果たしている業界なのです。

そうなれば、そこに関わる人たちが足りなくなるのは当然のことです。

人手不足で買い手市場だが

人手不足になれば、買い手市場になります。

実際に平均年収で比較してみると、

  • 日本の正社員平均年収
    →461万円
  • webマーケターの平均年収
    →520万円

年収だけみてもwebマーケターが“買い手”になっているのは見て取れます。

企業は、このくらい高い年収を出してでもwebマーケターを確保したいと考えており、獲得競争になっているのです。

しかし、未経験者の採用枠が減っているのも事実。

簡潔に言えば、“戦力になる人手が不足している”のです。

特に需要が大きくなり、現場は忙しいです。

そこに教育コストがかかり、そして戦力になるか定かではない人を雇う余裕がなくなっているのが現状。

なので、なおさら教育コストのかからない経験者や、すでに他所でwebマーケティングの教育を受けた人を採用したいのです。

なので、今からwebマーケティング業界を目指すのであれば“教育コストのかからない戦力になる人材”になれば、実践経験は乏しくても十分チャンスはあります。

今からwebマーケティング業界に入る方法は2つ

webマーケターとして活躍する

これまでは、webマーケティング完全未経験でも「ポテンシャルがある」と判断されると比較的採用されやすかったです。

ただ、これまで解説してきたように、webマーケティングの未経験者が入るには厳しい時代になっています。

なので、これからはある程度戦力として企業に評価されるようになってからwebマーケティング業界を目指すべきでしょう。

では、どうやったら企業から“ある程度戦力になる”と評価されるのでしょうか?

個人で実績を作る

実績があれば、webマーケティング業界未経験でも、間違いなく採用されます。

では、どのような実績があれば良いのでしょうか?

▼実績例▼

  • SNSでフォロワー1万人以上のインフルエンサー
  • YouTubeで登録者1,000人以上で収益化している
  • ブログで月間2~3万PV

一例ではありますが、このくらい個人で実績を作ることができれば、たとえ今フリーターであっても十分正社員として採用される可能性があります。

企業からすると“すでにwebマーケティングのノウハウを個人で習得している”と評価され、むしろ歓迎されるでしょう。

このような人材は貴重です。

しかし。

実際に、このくらいの実績を個人で作るとなると、相当な戦略やマーケティングの知識が必要になります。

このような実績を作ることは非常に困難であるからこそ価値があるのですが、この方法でwebマーケティング業界に入ろうとすると9割以上が挫折するのも現実です。

ほぼ間違いなくwebマーケティング業界に入れる方法ではありますが、現実的に難しいということは覚えておきましょう。

スクール卒業で“脱・完全未経験者”

お金や時間のコストはかかります。

しかし、今では未経験者がwebマーケティング業界に入る最も近道でかつ、現実的な選択肢です。

未経験からwebマーケティング業界を目指すにあたって多くの方が、

“お金も時間もかけずに何とか…”

と考え、そしてなかなか採用に至らず苦労するのが現実です。

逆にコストをかけて格段に有利になるのであれば、さっさとコストをかけてwebマーケティング業界に入り年収を上げてコストを回収した方が理にかなっています。

また“お金も時間もかけずに”と考えている方が苦労したのちに、最終的にスクールを検討するのも現実です。

なのでwebマーケティング業界を目指すのであれば、積極的にスクールを検討しましょう。

しかし、どのスクールでも良いというわけではありません。

未経験転職のサポートもついている実績のあるスクールを検討しましょう。

以下のスクールは知名度/実績/転職サポートが充実しています。

迷ったら、Wannabe Academyを優先して検討すれば間違いはないです。

いずれのスクールも無理な勧誘は一切ありませんので、webマーケティング業界に未経験で転職を考えたらぜひ無料カウンセリングを受けてみてください。

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独学で“勉強しました!”&資格取得は要注意

業界未経験者の独学ほど、あてにならないものはありません。

もちろん採用の場面では、学習意欲の高さとしては認められます。

しかし採用の決定打には一切ならないのが現実で、面接官の評価としては、学習のレベル感が未知数なので完全未経験者扱いです。

本当に独学で学べたのであれば、SNSやYouTube、ブログ等で実績を上げて認められるまでになりましょう。

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【結論】脱・完全未経験でwebマーケターになれます!

オンラインスクールでwebマーケティングを勉強する

今は、全くの未経験者がいきなり求人に応募しても、採用される可能性はかなり低く年々そのハードルは上がっています。

なので未経験でwebマーケティング業界を目指すのは、以前よりも厳しくなっていることは本当です。

その、最も大きな理由は

“歴は浅いがwebマーケティング経験者である”

“実践は乏しいが正規のwebマーケティングスクールの卒業生”

といったように完全未経験者ではない人材が増えてきたことです。

そうであれば、今からwebマーケティング業界を目指すのであれば“脱・完全未経験者”になるべきでしょう。

そのためには、

  1. 個人で実績を作る
  2. スクールを卒業する

この2つが方法になります。

しかし、個人でSNS/YouTube/ブログで実績を作るのには非常に難易度が高いでしょう。

なので“スクール卒業”が最も現実的で、効率的な方法になります。

おすすめのスクールは、

この3つであれば、知名度/実績/転職サポートは充実しているので、ぜひ無料相談を申し込んでみてください。

完全未経験者や、自称:独学で学んだ人を脱することができれば、十分チャンスがあります。

なので、ぜひ“脱・完全未経験者”となってwebマーケティング業界を目指してください。