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【面接官解説】webマーケティングに資格はいらない!は本当なのか?

webマーケティングに資格はいらない

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“完全未経験からwebマーケティング業界に転職したいが、そもそも資格は必要なのか?”

“資格が転職で有利になったり、役に立つのであれば取得したいが実際はどうなのか?”

webマーケティングに関する資格が多くある中、

「webマーケティングに資格はいらない!」

と言われているが、本当なのか?

結論、“いらない”は言い過ぎです。

そこで今回は、メーカーの管理職マーケターであり、面接官もしている私の立場から、

  • webマーケティング業界における資格
  • なぜ“いらない”は言い過ぎなのか?
  • 資格取得よりも有利に転職できるポイント

について解説していきます。

 

この記事を書いた私は…

webマーケター
愛甲太樹
webマーケター
愛甲太樹
理学療法士から独学でwebマーケターに(2015年~)。
ちなみに2014年まではWordに文字を打つことしかできませんでした。
現在、事業会社でwebマーケターとして活動する傍ら合同会社webコンサルタントの代表として企業のwebマーケティング・コンサルティングを請けています。

webマーケティング業界に入るために資格は必要か?

資格証

webマーケティング業界は、資格がないと入れない業界ではないです。

こういった背景もあり「webマーケティングには資格はいらない」と言われるのでしょう。

しかし、今からwebマーケティング業界を目指す人にとって全く資格が必要ないかといえば、そうではありません。

“資格を持っている→採用”には絶対にならない

資格を持っているから未経験でも採用になるかといえば、そうはなりません。

また、副業/フリーランスでも資格があるから案件依頼が来るかといえば、そうでもありません。

なぜなら、“資格を持っている→即戦力”とはならないことは企業はすでに承知の上だからです。特に業界未経験者の場合。

なのでwebマーケティング業界において、資格を持っていること自体は決定打にはならない、ということは覚えておいてください。

とはいえ多少の加点になることも事実

面接官として選考を進めるときに履歴書の資格欄は学習意欲や自己研鑽という観点から加点ポイントに入れます。

また、同じレベルの応募者がいたとして、

  • 一方は資格欄が空白
  • もう一方は何かしらで埋まっている

このような状況であれば、後者が書類上は有利になることはたしか。

また、資格の種類は特に問いません。

実際に現役webマーケターでも、資格は全く取得しておらず、むしろどんな資格があるのかさえ知らない人も多いです。

ただし。

あくまで資格欄の評価は“学習意欲や自己研鑽”を評価するものであって、決してマーケターとしてのスキル面を評価するものではない、ということは付け加えておきたいところ。

結論:コスパのいい資格でとりあえず資格欄を埋めればOK

これからwebマーケティング業界に入る方々にとって資格は、

【できればあった方がいい。しかし大きな時間やお金をかけるほどではない!】

ということをお伝えしたいです。

有利に転職をするという観点で言えば、資格取得のために、数か月の学習期間や数万円の学習費用はかける必要はありません。

仮にそれだけコストをかけても、未経験であれば一切採用の決定打にはならないです。

なので、コスパのいい資格でとりあえず履歴書の資格欄を埋める、ということを意識しましょう。

コスパのいい資格といえばコレ一択

男性webマーケター

“資格はいらない!”は言い過ぎ。

とはいえ、大きなコストをかけるほどでもない。

では、どんな資格がちょうどいいのか?

答えは一択。

【Google広告認定資格】

>>Google広告認定資格の公式ページ<<

【無料】Google広告認定資格

webマーケティング未経験で少しでも有利に転職するために資格取得をしたい場合、まずこの資格取得を優先しましょう。

▼Google広告認定資格のメリット▼

  • 学習費用/受験料は一切無料
  • 不合格でも1日経てば受験可
  • 受験回数に制限なし(何度落ちても問題なし)
  • オンラインのみで完結
  • Googleアカウントがあれば誰でも受験可能
  • 初学者でも1か月学習と受験を繰り返せば大概は合格できる
  • 初学者向けのレベル
  • 何といってもGoogleの名の付く資格
  • 広告代理店に転職するのであれば感謝される
    →資格取得者の割合がGoogleパートナーになるための要件の1つとされているため

もはや“資格欄に記載する資格”としてこれほど適した資格はない、といっていいでしょう。

多くの広告代理店でも、新卒者が最初の1か月で受験する資格でもあります。

またGoogle広告認定資格の中には、

  • Google 広告「検索広告」
  • Google 広告ディスプレイ
  • Google 広告動画
  • ショッピング広告
  • Google 広告アプリ
  • Google 広告測定
  • Google 広告「検索広告」プロフェッショナル
  • Google 広告「ディスプレイ広告」プロフェッショナル
  • Google 広告動画プロフェッショナル
  • Google 広告クリエイティブ
  • オフライン販売の促進

この11種類があります。

この中でも【Google 広告「検索広告」】を最優先にして、余裕があれば【Google 広告ディスプレイ】【Google 広告動画】に手を付ければいいでしょう。

学習方法/学習時間目安/合格基準

▼学習方法▼

Google広告認定資格の公式ページの中の各資格ごとの学習項目を順にこなしていけば大丈夫です。

また、新たに教材等を準備することは一切必要ありません。

▼学習時間目安▼

各資格、10~30時間が目安。

もちろん、全くweb広告の知識がないのであれば、わからない言葉を調べながら学習することになるかと思います。

なのであくまで目安となります。

▼合格基準▼

80%正解で合格となります。

もちろん試験もGoogle広告認定資格の公式ページの中で受験することになります。

また、不合格でも24時間経過すれば再受験できます。
(もちろん、問題は若干異なります。)

仮に何度受験しても合格しない場合…

何度受験しても合格しない場合、すっぱりと諦めてください。

先ほどから何度も言うように、webマーケティング業界に未経験から入るにあたり、資格は“あった方がいい”程度。

ましてや2か月も3か月も時間をかけることは、転職活動を行う上では意味をなさないです。

そもそも、web広告を一度も配信したことがないのに、web広告に関する資格を取得するのは非常にハードルが高いのは当然。

長くても1か月、学習と受験を繰り返して合格しないのであれば、見切りをつけてもっと大きな加点ポイント/採用の決定打になることに注力していきましょう。

未経験転職で資格よりも大きな加点になること2つ

未経験転職で重要なポイント

未経験からwebマーケティング業界に入るにあたって資格が“決定打”にならないのであれば、何が“決定打”になるのか?

明確に下記の2つ。

もちろん両方あればいいのですが、1つでも大丈夫です。

どちらかを持っていれば、必ずどこかの会社でwebマーケターとしてデビューできます。

ブログ/YouTube/SNSの実績は超加点ポイント

webマーケティング業界未経験でも、ブログ/YouTube/SNSで実績があるともはや未経験者とは思われません。

むしろ、企業としては「その知見を活かしてほしい」とすら積極的に思います。

実際に、過去私が面接した中に、そのような人がいて採用に至りました。

▼ブログ/YouTube/SNSの実績例▼

  • SNSでフォロワー1万人以上のインフルエンサー
  • YouTubeで登録者1,000人以上で収益化している
  • ブログで月間2~3万PV

あくまで一例ですが、このくらいのレベル感を達成しているのであれば、間違いなくマーケターとして採用されるでしょう。

このレベルの時点で、もはや資格取得なんてことは頭からなくなります。

が、しかし。

難易度が高すぎる上に、これらの実績をもとに転職しようとする9割以上が挫折します。

また、仮にこのような実績を残して収入を得ている時点で、わざわざwebマーケターとして転職しようとはせずに、フリーランスになるか、今の仕事のまま副業で継続する人がほとんどです。

どこで(誰から)/何を学んで/どんな実践したかを話せる

特に、何を学んで/実践経験が重視されます。

この場合の実践は、必ずしも大きな実績は必要ありません。

大事なことは、信頼ある経験者から学び、そして学んだことを実践として経験したことがあるのか、ということです。

ただし、

▼実践経験として全く評価されない例▼

  • 書籍を読んで自分で広告を配信してみた
  • SNSで発信をしている
  • 自分なりに市場調査や企業の戦略分析を行ている

このような独学レベルだと、どのくらいのレベル感で実践したかが担保されないので、実践経験ではないです。

また、私の面接官としての経験上、独学の人に突っ込んで話を聞くとほぼ100%素人と差がありません。

なので“自称:マーケティングを学んだ”というのは、実績がない限りは完全未経験と同じ扱いです。

一方で、ある程度実績があり、知名度のあるスクールでマーケティングを体系的に学んだとなると話は別。

もちろん、業界に入ったことはないので未経験枠です。

しかし、スクールに信頼度があれば最低限の知識は担保されていると評価されます。

さらにそこで、マーケターから指導を受けながら広告配信や分析の実践があり、実践から何を学んだのかを面接で話すことができれば未経験枠として採用されるでしょう。

間違いなく独学未経験者の資格取得よりも、格段に高く評価されます。

結論:資格よりも実績or実践があれば有利

  • 資格はあるが、実績or実践経験は一切ない業界未経験者
  • 資格はないが、実績or実践経験がある業界未経験者

両者であれば間違いなく、どの企業も後者の未経験者を採用します。

もちろん“資格もあり実績or実践経験もある”であればさらに有利です。

なので、資格取得に数か月、数万円かけるくらいなら実績を積むか、経験者から直接指導をもらい何かしらのwebマーケティング施策を実践してみる方が圧倒的に採用に近くなります。

未経験者が“実績or実践”を得るには?

webマーケティングの学習

では、どうやって完全未経験者が実績もしくは実践経験を積めば良いのでしょうか?

基本webマーケティングスクール一択

まず、未経験からwebマーケティング業界に入るのであれば、webマーケティングスクールで経験者から直接学ぶことを第一に考えましょう。

また、この選択が間違いなく未経験者にとって一番近道であり、結果的に効率のいい選択になります。

もちろん、自分でSNSやブログ、YouTubeで実績を出せばスクールで学ぶよりも更に有利です。

しかし、超難関であり9割以上が実績を出す前に、どうすればいいのか分からず諦めることになります。

なので、資格取得よりも実績を独学で出すよりもまずはスクールで経験者から学んでさっさとwebマーケティング業界に入った方がいいです。

一度でも、webマーケティング業界に入ればもう、未経験者ではなくなるので早く“未経験者”の肩書を取っ払いましょう。

未経験転職に強い実践型スクール3選

では、どんなスクールがいいのか?

未経験者がwebマーケティング業界にいち早く転職することを優先するのであれば、

▼選び方のポイント▼

  • 業界での知名度
    →面接で「あそこで勉強されたんですね!」となりやすい
  • 未経験者の転職実績が多い
    →経験者向け、フリーランス向けなど様々なwebマーケティングスクールがある
  • 実践のカリキュラムがあれば尚良し
    →経験程度でもいいのでweb広告配信等の実践があれば良い

この2点に絞って、いくつか無料カウンセリングや無料セミナーを受けてみましょう。

また、下記の3つスクールであれば未経験者がwebマーケティング業界に転職を目指すにあたって間違いはないです。

いずれのスクールも無理な勧誘は一切ありませんので、webマーケティング業界に未経験で転職を考えたらぜひ無料カウンセリングを受けてみてください。

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まとめ:未経験者は資格よりも実践経験

webマーケティングの資格の勉強結論、未経験者が資格に数万円も払うくらいなら、3~4か月webマーケティングスクールで学んで少しでも実践経験があった方が圧倒的に採用されやすいです。

未経験者の資格はwebマーケティング業界において、採用する決定打にはならないのが現状です。

とはいえ、「資格はいらない!」は言い過ぎで、資格を持っていることは、書類選考や面接時には加点になることは事実。

なので、無料でかつ1か月程度で取得できる【Google広告認定資格】を優先してください。

▼公式ページ▼
Google広告認定資格

ただ何度も言うようにwebマーケティング業界は、資格よりも実績/実践経験が有利になる業界です。

特に未経験者の場合は、経験者から直接指導をもらい、なおかつ経験程度でも実践経験の有無が採用に大きく左右されます。

なので、最短でwebマーケティング業界に入るのであれば、資格よりもまずは経験者から直接指導を受けてください。